2018-07-10(Tue)
2人目を持つと言う事
前回の出生前診断に関連してもう一記事。
娘が2歳を迎えた頃から義母に2人目の予定はないのかとよく聞かれるようになりました。
正直、私は2人目を持つつもりはありません。
理由としては、娘を妊娠中に子宮頸管が臨月を迎える前よりも早く短くなりだし、切迫早産気味になった事。結局入院したり安静にして過ごすというような状況にはなりませんでしたが、恐らく次に妊娠したらもっと早く子宮頸管が短くなり入院になるだろうと思います。日本の病院ならいいけど、ここはロシア。出産のために産院に1週間ほど入院しましたが、それだけでノイローゼになりそうでした。1週間でそんななのに、何ヶ月も耐えられそうにありません。
そしてこれが最も大きな理由です。
そのもう一つの理由は、障害児を持つかもしれないから。
どれだけ若くても、障害児を産む時は産んでしまいます。妊娠中の経過は良好でも、出産時にトラブルが起こって障害児になってしまうかもしれない…。こんなことを書くと、不快に思う人はきっと多くいるでしょう。特に障害児を実際に育てている人には。でもこんな事を思っている人もいるんだと知って欲しいのです。
妊娠をした時点で、誰でも障害児を産む可能性はあります。でもみんな、まさか自分の子が!とは思わないわけで。
私もそう言う人間の一人でした。妊娠中の経過も問題なかったし、出産時にも特に問題はなく、娘にも障害はありません。でもそれはただラッキーだったからに過ぎません。
娘が生まれてから、他の人の育児ブログもよく読むようになりましたが、障害を持った子供や出産時のトラブルで寝たきりになってしまった子供の育児をしている人のブログを読んでいるとどうしても2人目を持ちたいとは思えなくなるのです。多分その理由は、私が海外に住んでいる事と深く関係していると思います。
もしも2人目の子供が寝たきりや重度の障害を持っていたら、私は今後海外旅行はおろか日本に一時帰国する事も出来なくなるでしょう。飛行時間が短ければ可能かもしれないけれど、モスクワから日本までは9時間ほどかかります。
日本は自分の国だし、両親だっています。1年に1度はやっぱり帰りたくなるのに、もしも帰れなくなったら?
そう思うとやっぱり不安だし、困るのです。
それに日本のように福祉がしっかりしている訳ではないし、手当なんかも出ません。おまけにバリアフリーも殆どないし、冬になると雪が降って外出も大変なのに更にずっとタイヤの大きなベビーカーや車椅子を押す生活になるのです。
夜眠れない日々も続くでしょう。
そんな事を思うとやっぱり子供は1人だけでいいと思ってしまいます。
100%健康で元気な子供が生まれると保証されているなら、2人目を持とうかなという気にもなりますが誰もそんな保証はしてくれません。障害児を産んでしまったら、それは自分の責任。何があっても育てなければならない。そんな覚悟は私には無いのです。本当に、本当に娘に障害がなくて良かったと心から思っています。
障害児の親になる覚悟もないのに子供を作ってしまった事、今思うと本当に浅はかだったなと思います。
もし娘が障害児として生まれていたら、私は今日までどうやって育ててきたんだろう?育児放棄とかもしていたんじゃないか?そんな風に考えてしまうのです。
もしかしたら私は考え過ぎなのかもしれないけれど、親になって子供を育てるってこういう事ですよね。責任も取れないんだったら、始めから作らなければいい。だから私は、もう2人目を持つつもりはないのです。
娘が2歳を迎えた頃から義母に2人目の予定はないのかとよく聞かれるようになりました。
正直、私は2人目を持つつもりはありません。
理由としては、娘を妊娠中に子宮頸管が臨月を迎える前よりも早く短くなりだし、切迫早産気味になった事。結局入院したり安静にして過ごすというような状況にはなりませんでしたが、恐らく次に妊娠したらもっと早く子宮頸管が短くなり入院になるだろうと思います。日本の病院ならいいけど、ここはロシア。出産のために産院に1週間ほど入院しましたが、それだけでノイローゼになりそうでした。1週間でそんななのに、何ヶ月も耐えられそうにありません。
そしてこれが最も大きな理由です。
そのもう一つの理由は、障害児を持つかもしれないから。
どれだけ若くても、障害児を産む時は産んでしまいます。妊娠中の経過は良好でも、出産時にトラブルが起こって障害児になってしまうかもしれない…。こんなことを書くと、不快に思う人はきっと多くいるでしょう。特に障害児を実際に育てている人には。でもこんな事を思っている人もいるんだと知って欲しいのです。
妊娠をした時点で、誰でも障害児を産む可能性はあります。でもみんな、まさか自分の子が!とは思わないわけで。
私もそう言う人間の一人でした。妊娠中の経過も問題なかったし、出産時にも特に問題はなく、娘にも障害はありません。でもそれはただラッキーだったからに過ぎません。
娘が生まれてから、他の人の育児ブログもよく読むようになりましたが、障害を持った子供や出産時のトラブルで寝たきりになってしまった子供の育児をしている人のブログを読んでいるとどうしても2人目を持ちたいとは思えなくなるのです。多分その理由は、私が海外に住んでいる事と深く関係していると思います。
もしも2人目の子供が寝たきりや重度の障害を持っていたら、私は今後海外旅行はおろか日本に一時帰国する事も出来なくなるでしょう。飛行時間が短ければ可能かもしれないけれど、モスクワから日本までは9時間ほどかかります。
日本は自分の国だし、両親だっています。1年に1度はやっぱり帰りたくなるのに、もしも帰れなくなったら?
そう思うとやっぱり不安だし、困るのです。
それに日本のように福祉がしっかりしている訳ではないし、手当なんかも出ません。おまけにバリアフリーも殆どないし、冬になると雪が降って外出も大変なのに更にずっとタイヤの大きなベビーカーや車椅子を押す生活になるのです。
夜眠れない日々も続くでしょう。
そんな事を思うとやっぱり子供は1人だけでいいと思ってしまいます。
100%健康で元気な子供が生まれると保証されているなら、2人目を持とうかなという気にもなりますが誰もそんな保証はしてくれません。障害児を産んでしまったら、それは自分の責任。何があっても育てなければならない。そんな覚悟は私には無いのです。本当に、本当に娘に障害がなくて良かったと心から思っています。
障害児の親になる覚悟もないのに子供を作ってしまった事、今思うと本当に浅はかだったなと思います。
もし娘が障害児として生まれていたら、私は今日までどうやって育ててきたんだろう?育児放棄とかもしていたんじゃないか?そんな風に考えてしまうのです。
もしかしたら私は考え過ぎなのかもしれないけれど、親になって子供を育てるってこういう事ですよね。責任も取れないんだったら、始めから作らなければいい。だから私は、もう2人目を持つつもりはないのです。
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